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日本を代表する美術工芸「博多人形」のムーミンとスノークのお嬢さん

博多人形師による こだわりのムーミン

原型の制作・型取り・彩色まで、すべての工程をたった一人の人形師が制作したこだわりの「ムーミンの博多人形」が誕生しました。すべてが職人の手仕事。きめ細やかな土の質感とぬくもり、丁寧な彩色、普段の生活の中で楽しんでいただけるよう、一つひとつ丁寧につくり上げています。現代の人形師の新しい感性と伝統工芸品としての魅力を備えた、熟練の匠の技としてお楽しみいただけます。


ムーミンの花

ムーミンが持っている花は、フィンランドの森や草原で咲いてるマーガレットをイメージしたお花です。トーベ・ヤンソンが描くムーミン谷やムーミンハウスのまわりにはたくさんの花が咲いています。ムーミン谷の仲間たちも花摘みをしたり、花束も持っているところが数多く描かれています。

スノークのおじょうさん

スノークのおじょうさんはムーミンの大事なお友達。きれいに梳かれた前髪と金のアンクレットが特徴で、おしゃれが大好きな女の子です。ピンクのネックレスでおめかしして、ムーミンを見つめています。

サイズ
(ムーミン)6.8 × 14.3 × 8 cm
(スノークのおじょうさん)6.0 × 13.8 × 7.8 cm
素材:素焼き粘土
※人形師が手作業で制作しているため、多少の個体差がございます。

桐箱入

博多人形の由来

長い歴史のなかで育まれてきた博多人形。
博多人形の歴史は古く、1600年黒田長政の筑前入国に伴って多くの職人が集められ、その職人たちから素焼き人形が生まれ、現在の伝統工芸の礎がつくられたといわれています。
江戸時代の後半に正木宗七(宗七焼)や、中ノ子吉兵衛、白水武平などの名工たちが活躍しました。

明治になり写実的な意匠が取り入れられ、パリなど国際的な博覧会で高い評価を受け、日本を代表する美術工芸として「博多人形」の名で知られるようになり、昭和51年、国の伝統工芸に指定されました。

人形師の紹介

伝統工芸士 松尾吉将
博多人形師である故・松尾文夫氏に師事。
福岡・大宰府天満宮の近くにある工房で博多人形を日々制作。

若手人形師の登竜門といわれる「与一賞」特選、翌年「与一賞」など受賞歴多数。